会話好きだけど英語できない人にとって、英語の壁はとてももどかしいと思います。
私もよく海外に行って、英語の単語レベルを駆使し、雰囲気で仲良くなるものの、さらにその先の人間関係を構築するまでには至らない、、、そんなことがよくあります。
日本人同士ならもっと関係性を深めて、一緒にビジネスをしたり、海外に行った際にアポ取ったりとできるのですが、なにせ会話ができないんです。
いや、勉強しろや!と思われる、エリートの方々のおっしゃる通りではあるものの、なかなか凡人というものは苦手意識があるとヤル気スイッチが埋もれてしまい、勉強を継続できないんですね。
そんな時、ダメな人間はこう考えるんです。
「・・・ドラえもんの翻訳こんにゃくがあれば人生イージーモードなのに。」
もちろん、例に漏れず、私もそのタイプの人間で、英語ヤル気スイッチ迷い子なのです。
こんな風に英語ができないまま30年以上の月日が経ったわけですが、、、
ついに!!時代は我々に追いついてきたんですよ!
Google翻訳のような文章の翻訳だけでなく、会話までもがほぼ同時通訳できる時代になったんです。
それを実現してくれるツールが、翻訳こんにゃく!!
・・・ではなく、ポケトークです!!
すごい時代になりましたよね。ほんと。
こんなにすごい装置が開発される時代になるとは、ドラえもんが開発される日も近いのではないでしょうか(ちなみにドラえもんの誕生日は2112年らしいです)。
・・・さて、だいぶ話が逸れましたが、すげぇ時代になったわ!!
とだけ騒いで、実際に試さないとポンコツになってしまうので、ポケトークを実際に借りてみました!
本当に会話として使い物になるの?という疑問を解消すべく、検証した上でのメリット・デメリットを私の独断と偏見で整理してみましたので、レビューしていきたいと思います。
(前段が適当&長くてすみません。笑)
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ポケトーク|メリット
翻訳スピードが早い。
率直にいうと、ポケトークを借りてみて翻訳スピードの速さにビビりました。
速さと言っても、以下2つの着目点に分けられると思いますが、いずれも速いんです。
①自分が喋った日本語の認識スピード
②日本語から他言語への翻訳スピード
①については、同時翻訳で全くラグ(翻訳遅れ)を感じさせません。恐らく、日本語の認識は端末の中でオフラインで翻訳しているのではないかと思いますね。
②については、①の翻訳後にくるくると通信が始まりますが、1秒程度で画面表示&言葉が発せられました。
専用グローバルSIMと格安SIMを使い分けることができる。
ポケトークには専用グローバルSIMがついており、別で格安SIMを契約する必要がありません。
基本的なポケトークの利用方法としてはこの方法がメインになるかと思います。
しかし、本体だけ購入して格安SIMを挿して使いたい人のために、SIMスロットがついています。ポケトークを使い倒したいという方はこのような使い方をするかと思います。
どちらの使い方もできるため、ちょっとしたことではありますがユーザー目線で使い勝手がいいです。
専用グローバルSIMと格安SIMの比較表をいかに作成してみましたので、参考にしてみてください。
専用グローバルSIM | 格安SIM | |
対応国 | 100国以上 | 基本1国(アジアやヨーロッパ等複数国対応もありだが、事前の入手が必要。) |
金額 | 10,000円 (1年延長は+5,000円) |
500〜2,000円(目安) |
利用可能期間 | 2年(以降1年ごとの延長が可能) | 1〜30日(目安) |
延長利用 | ○:1年ごと | △:基本使い切り(一部チャージ可能なものもあり。) |
パケット | 使い放題 (通信制限:100MB/日) |
使い放題 (通信制限は各社で異なる) |
メリット | ・100国以上で使えるグローバルSIMで渡航国ごとのSIM購入不要。 ・2年間使い放題 |
・SIMの金額が安い。 ・現地調達でさらに安く購入可能。 |
デメリット | ・イニシャルコストが高め(トータルでは安いと思います。) | ・訪問国に合わせたSIMを準備する必要がある。 ・渡航日数に合わせたSIMを準備する必要がある。 |
2年2万円を最初に支払うので、イニシャルコストは高いと思いつつも、専用グローバルSIMを選んでおけば間違い無いです!
個人的には、次のような使い方に応じて専用グローバルSIMを選ぶかどうか決めればいいと思います。
>専用グローバルSIMを選ぶかどうかの判断方法<
海外翻訳メイン → 専用グローバルSIM一択
国内勉強メイン → 格安SIM(スマホと共有)
Wifiも利用できる。
SIMによる4G接続だけでなく、Wifi接続ができることもメリットです。
4G回線がうまく繋がらない時や回線が遅い国などで、Wifi接続に切り替えたほうが早い場合があります。
そんな時にあると便利です。これも普段は使わないとしても、いざという時にあってよかったーと思う機能ですね!
また、自分で格安SIMを接続する場合などは、パケットの節約としても利用がメインとなると思います。
デザインがシンプルで親しみやすい
操作する際のボタンが2つしかないというのは、ユーザーインターフェース的にはとても使い勝手が良いですね。
パッと手に持った時に左と右にボタンがあり、画面上の左に日本語、右に他言語が表示されています。もちろん、右側はその国の言語で表示されています。
これのどこが良いかっていうと、道端のポケトークを全く知らない現地人にパッと渡して喋ってもらう際に直感的に使い方が理解できるので、ツールの使い方がわからないことによるフラストレーションがお互いに生まれないというメリットがあります。
意外とこれって大事で、会話によるコミュニケーションはレスポンスが悪いとお互いイライラしてしまいます(日本語でも同じ)。そのため、ツールを介したコミュニケーションは極力ツールがあることによる弊害がないようにしてあげる必要があるんです。
そのため、シンプルなデザインで使い方が直感的にわかりやすいことはとても重要なのです。
USB-typeCで持ち運ぶ充電器を減らせて便利
最近はUSBの端子をTypeCへ切り替わってきていますね。
まさかのMacbookまでもサンダーボルトをやめてTypeCに切り替えています。
ユーザー的には充電器をたくさん持ち運びたくないので、とても嬉しい流れですね。
さて、ポケトークはというと、こちらもTypeCのUSBが採用されております!
いやぁ、これには若干感動を覚えましたね。こういう、通信機能を持ったスマホ以外の機器だったり、外付けHDD(SSD)って、結構時代の流れに乗れていない感が強いので、TypeCを採用しているってのは評価高いですね!
ぶっちゃけ、ポケトークという普段持ち運ばないような機器のために、いちいち充電器を持ち運ぶなんてことになっていたら、「クソ設計やん!」って騒ぎたくなるので、TypeCを採用してくれていてむしろ安心しました(笑)
ポケトーク|デメリット
オフラインで使えない
他社製品ではオフラインで使えるものもありますが、ポケトークではオフラインで使えません!
この辺りは賛否両論ありそうですが、個人的にはデメリットと書きつつもそこまで不要かなと。
オフラインであることのメリットって、オンラインを介さない翻訳スピードだと思いますが、先に書いた通り
通信制限がある
1日の通信量が100MBを越えた場合は、当日中の通信速度に制限が掛かります。
100MBというと、あっという間になくなってしまいそうですが、ポケトーク換算だと約15時間の翻訳に相当します。
イヤホンが挿せない
これはどれだけの需要があるかはわかりませんが、イヤホンをさせないのか!と思いました。
というのは、どちらかというと海外に行くこともなく、勉強用で使えるかな?という考えの元使ってみたこともあり、イヤホン使えると自分の声だけで、音声は周りに聞こえないと思いました。
正直、デメリットではないかもしれません。
電源OFFからの起動に時間がかかる。
この辺は体感次第だとは思いますが、個人的には立ち上がり時間はお染かなと感じました。
実際に計測してみると33.85秒かかりました。
スマホの立ち上がりよりは早く立ち上がるとは思いますが、ON/OFFには向いていない機器だといえますね。
電池の持ちは比較的良い方なので、使いそうな時は常にONにしておくのがよいかなと思います。
滑舌が悪いと翻訳がうまくいかない
これは、Google翻訳やSiriでも言える事なのですが、活舌が悪いと聞きとってもらえないことが多いですね。
ポケトーク|まとめ
今回はメリット・デメリットを紹介しました。
デメリットを挙げてみたものの、正直、控えめに言ってもかなりいい商品でした。
決して生活必需品ではないものの、これは欲しい!と思える優秀な商品です。