今回は、3DCONNEXION社のマウスを紹介していきます。
このマウスはCADマウスとして2015年に販売されてから根強い人気を誇るマウスです。
ちょっと個人で利用するには持て余してしまう感は否めませんが、しっかりとした人間工学に基づいているためホントに手が疲れない!
お金に余裕があるならぜひ購入してほしいマウスです。
ってことでレビューしていきましょう。
3Dconnexion CadMouse CMのスペックレビュー
外観サイズ
私の手のサイズだとこのサイズ感。
サイズが大きくグリップしやすいです。加えて各々の指もそれぞれのボタンにしっくりくるので疲れにくいです。8時間握り続け1ヶ月以上使用しても、手が疲れるようなことは起きていないです。
重量
マウスの重量としては比較的重量級。持ち運びではなく常設して置く用って感じです。持ち運びしないなら、重量がある方がマウス操作時にフカフカしないので作業はし易いです。
コネクタ
USBのケーブルにはナイロン編みが採用されており、耐久性が高く断線しにくい設計となっています。
クリック音
クリック音を騒音計で計測してみました。
左クリック | :32.7dB |
右クリック | :32.4dB |
中央クリック | :35.7dB |
ホイール | :30.7dB(ホイール操作) :31.4dB(クリック) |
ジェスチャーボタン | :38.4dB |
スライド音 | :33.0dB(木の机) |
【参考】ボールペンのノックオン (ジェットストリーム) |
:61.7dB |
騒音としては約33.5dB程度でした。
レベルのイメージとしては、40dB:図書館、50dB:家庭用の冷暖房、60dB:掃除機となりますので、かなり静かな部類となります。
図書館の騒音レベルよりも静かです。
3Dconnexion CadMouse ジェスチャーボタンの設定(インストール~設定)
特にやらなくても使用できますが、ラジアルメニューを設定することでショートカット期の割り当てができるのでめちゃめちゃ便利です!
作業手順はこんな感じ
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STEP1設定するアプリ起動ジェスチャーボタンを設定して使用したいアプリを起動しておく。
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STEP2ドライバインストールジェスチャーボタンを設定するには専用ドライバのインストールをする必要があります。
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STEP3ジェスチャーボタン設定3Dconnexion Home上のプロパティで設定します。
Step1 設定するアプリ
今回はペイントで設定してみたいと思いますので起動しておきます。
PhotoshopやIllustratorでも認識されます。
Step2 ドライバのインストール
以下にアクセスしてください。
https://www.3dconnexion.jp/service/drivers.html
自分のPCに合わせたものをクリックするとexeファイルのダウンロードが開始します。
ダウンロードが完了したら以下をクリックして、インストールを開始します。
母国語を設定します。とりあえず、海外の方でなければ日本語でOK。
「次へ」を設定をクリック
「使用許諾契約の全条項に同意します」をクリックし、「次へ」をクリック。
「すべて」をクリックして、「次へ」をクリック。
「インストール」をクリック。
ここまで来るとインストールが始まります。
ゲージがMAXになると完了です。ユーザー登録誘導のブラウザが立ち上がりますがスルーでOK
Step3 ジェスチャーボタン設定
通常はインストール後起動しますが、もし起動しない場合は3DconnexionHomeをスタートメニューから起動してください。
「プロパティー」をクリック。
以下の画面が表示されるので「ボタン」をクリックしてください。
ジェスチャーを設定したいアプリのウィンドウをクリックするとアプリ名が表示されます(今回はペイント)。選択した状態で「>」をクリックしてください。
すると、以下のようなメニューが出るので、「新規ラジアルメニュー」をクリック。
4つまたは8つのショートカットを設定できます。各欄をクリックし、キーボードで設定したいショートカットを入力(以下では一般的なショートカットを設定)。設定が完了したら「閉じる」で保存されます。
さて実際にジェスチャーボタンを押すと以下のようなラジアルメニューが表示されます。ジェスチャーボタンを押したままマウスを動かすと設定したショートカットが選択できます。
CAD用マウスですが、クリエーターの方や手に疲れを覚えている方はちょっといいマウスを購入すると作業効率アップしますよ!これはガチでオススメです。