こんにちわ!
こいドラです!
今回は、9/9放送の坂上&指原のつぶれない店SPで紹介されていた、アパホテルを売り上げ1,143億円まで伸ばした元谷芙美子社長の秘密を紹介していきたいと思います。
アパホテルは日本1位を2冠中
ホテル業界日本1位:売り上げ1,143億円

毎年100億円以上の売上を伸ばしており、2017年時点で1,143億円もの売上を叩き出し、ホテル業界で第1位となったんだそう!
日本1位はそれだけじゃないんです!
ホテル業界日本1位:客室数77,574室

客室数も日本1位なんだそうです!
2016年時点での客室数が42,817室だったのに、2018年には+30,000室の77,574室にもなるんだとか!
正直、東横インとかの方が上回っていると思ったから驚きです!
なぜアパホテルが日本1位の2冠を達成できるのでしょうか?
それは、アパホテル社長の元谷芙美子社長の敏腕に秘密があるんです!
番組内では売上と客室数それぞれに分けて、解説していました。
まずは、売上の秘密から見ていきましょう。
アパホテルが日本1位の売上を稼げる秘密とは?

【秘密1】会員カードを34年前に業界初導入
不倫してでもカードポイント貯めちゃう芸能人がいるくらい、今では一般的なアパホテルの会員カードですが、初導入はさかのぼる事34年前なんだそうです!
元谷社長は、ビジネスマンは経費で払うが、ホテルを選ぶのはビジネスマン自身であるという事に注目して、会員カードでポイントを貯めた宿泊者に宿泊料金の10%をキャッシュバックするシステムを導入したそうです!
しかもすごいのは現金でキャッシュバック!

これにより、リピート率を増やしたんだそうです!
法人の支払いシステムを理解して裏を突いた鋭い戦略ですね・・・さすが!
一発目から度肝抜かれますね。
【秘密2】料金を自在に変動させて利益率大幅UP

ホテルの料金設定を変動にしたのも、アパホテルが初導入なんだそうです!
閑散期と繁忙期とで値段変動するのは今では一般的ですね。
実際、値段設定は以下の差があるんだとか!
- 閑散期:6,000~7,000円
- 繁忙期:20,000円
同じ部屋で14,000円も差があるのか・・・たけぇ

その金額は、アパホテルで一律なのではなく、各ホテルの支配人が周辺のイベントなどをリサーチして金額を設定しているんだとか!
これは初めて知った!
それにしても、ホテルのスタンダードを2つも作り出すとは凄い!
【秘密3】客室稼働率105%のアイディア

3つ目の秘密は、客室稼働率を100%越えさせていること。

前の客のチェックアウト後~次の客のチェックイン前の時間を使った、日帰りサービスを提供することで、1部屋を1日で2回転させています!
さらっと言うけど、これまたすごい発想!
若干、ブラック臭がするのは気のせいかな?
発想は素晴らしいですね!
これらの3つの秘密を導入することで、売上1,134億円をなしとげたんですね!
では、客室数の日本1位はどのようなカラクリがあるんでしょうか?
秘密4,5を解説していきましょう!
アパホテルが日本1位の客室数となった秘密とは?

【秘密4】変形地を割安で購入していた!

アパホテルでは一等地を購入せず、変形地を購入することで、1~2割購入金額を安くしているんだそうで、その浮いたお金で更に別の土地を購入しているんだとか。

実際、番組内調べで行くと新宿御苑付近の土地では、通常の1等地で40億円するところが、変形地では32億円と、約8億円の差額が生まれています。ハンパナイヨォ!

とは言っても、変形地は、そう簡単に購入できるものでもなく、建築法上の制限がかかったり、建物の設計プランが難しくなることで、結果的に建物の値段が高くなるリスクを背負っています。
こいドラも変形地での注文住宅をガチで検討したことがあって、自分でプランを練っていたこともあるのですが、変形地はプランを考えるの挫折してやめました。

では、なぜ、このような土地を購入してうまく売り上げにつなげることが出来ているのでしょうか?
実は、アパホテルは、もともと不動産屋だったからなんです!
【秘密5】不動産・設計・施工の知識をフル活用し、即断即決!

元々は、1971年に石川県で設立した不動産会社が足掛けなんだそうです。この時、注文住宅を請け負っていたようで、不動産の知識以外にも、設計や施工の知識を豊富にお持ちなんだとか!


この時の知識を使った上でオーナー自らが住宅戦略本部統括本部長となって、土地を選定することで、即断即決で土地を購入できているんだそう。

即断即決する際には、土地を見た瞬間に必要な部屋数が確保できるか?間取りはこんな感じか?などを瞬時にイメージし判断する「ボリューム設計」を頭の中でしているんだそうです。

さすが元谷芙美子社長!としか言いようがない・・・。
そもそも、何でこんなに成功するんだ?という疑問にも答えていました。
アパホテル社長は、一歩先のビジネスを手本にしている?!

元谷芙美子社長は一歩先行く業界を参考にしていると発言していました。

経済学者の岸さん曰く、閑散期と繁忙期とで料金設定を変更するのはレベニューマネジメントと言い、航空業界が先に導入していたものなんだそうです。
こういう他業種の情報ってよっぽど興味を持ってインプットしていないと、入ってこないので、常にリサーチしたり、異業種との交流などを行っているんでしょうね。
まとめ
今回は、アパホテルの元谷芙美子社長の敏腕ぶりを紹介しましたが、異次元に凄い人なんだと改めて驚愕しました!

