第16話 あらすじ&感想
面白さ:
見どころシーン:失恋の傷心から音楽へ、心の内を表情だけで表す窪田君の演技は必見!
志津=とみにこっぴどく振られた裕一が逆に仕事に励むのを、行員たちは心配します。色々な作戦を練りますが、1つの答えが出ます。
その頃、新聞社に勤める鉄男は一つの記事を任され、その資料として音楽雑誌を渡されます。鉄男はその雑誌を片手に裕一を訪ね、あることに挑戦するように励ますのです。
そして行員の作戦が功を奏し、再び笑顔を取り戻し、音楽との関わりを…
その頃、豊橋の音はドイツ帰りの御手洗ミュージックティーチャーから、本格的に声楽を習い始めます。
接吻作戦から立ち直り作戦に舵を切る行員達のコメディライン、毎回面白いですよね〜
希望もなくなり仕事しかしない裕一を見てると悲しくなりました。鉄男が裕一を叱咤激励しますが、それはまた自分自身へのエールでもあるわけで…2人の若者の将来に私からもエールを送りたい回でした!
第17話 あらすじ&感想
面白さ:
見どころシーン:裕一、音、それぞれの夢への決断を語るシーン 姉のために、見合いをさせられる音。この相手がトンデモ男(この時代のスタンダード?)で、音は見合いの席をぶち壊します(笑)帰宅後、母が子供達に父との出会いエピソードを語ります。 その後、思わぬ相手から求婚された音は、母と女性の幸せについて語り合い、自分の夢への決断を語ります。
一方、裕一は鉄男に勧められたコンクールの曲が出来ず、見兼ねた行員は鉄男を交え、主題を見つける会議を開きます。行き詰まった皆で外に出ると満月、鉄男が竹取物語の和歌を誦じます。
裕一はついに主題を見つけました!
鉄男は喜ぶのですが、裕一は自分の音楽への決断を語ります… そしてついにイギリスから審査結果の封筒が… 裕一がついに!と思ったら…鉄男の顔も見ずに音楽の夢の決断を語るシーン。胸が詰まりますね…
第18話 あらすじ&感想
面白さ:
見どころシーン:藤堂先生からの珠玉の言葉
コンクール入賞、留学費用免除という快挙を果たしたものの、裕一は誰にも言えません。音楽か家族か、悩んだ末に、藤堂先生に相談します。先生ならどうするか?という問いに『自分の人生を生きる。天から授かった宝物は捨てない。』
その後、入賞のことを鉄男が記事にし、父や茂兵衛、全国的にも知られることとなります。
豊橋の音は、同年代の青年がストラヴィンスキーが審査する偉大な賞を取った、ましてや曲名が子供時代に演じた竹取物語、という事に感銘を受け、ファンレターを書きます。遂に2人の人生が重なり始めました。
やりましたね!音楽に決別するために書いた曲が、自分の音楽人生を開くかもしれない。それは悩みますよね。今回も藤堂先生の言葉が素晴らしい!そして父さん。自分の店のこともあるのに、自慢の息子と喜び応援!!留学ができるように祈るばかりです!
第19話 あらすじ&感想
面白さ:
見どころシーン:父と母が語るシーン涙腺崩壊…
家業の職人、岩城を手伝っている音の元へ、待ちに待った裕一からの手紙が届きました。貴方のために曲を作る、とまで書いてあり…音は心震わせます。その後2人は文通を重ね、お互いを想う気持ちも募っていきます。
任せておけ!と言った父の言葉も虚しく、茂兵衛から留学を反対され、以後、父親は私だ!と宣言されてしまいます。
思いの外、冷静な裕一と飲んで話した後、家に戻った父は今までの自分を振り返ります…
『1度金のために魂売ったら元に戻せないんだな…』涙無くして観られません…これって普遍ですよね…
裕一と音の音楽を愛する気持ちは同じ、文通はきっと魂の共鳴(笑)だったのでしょうね。
第20話 あらすじ&感想
面白さ:
見どころシーン:恋は裕一を情熱家に!?
急転直下、5年の期限で裕一の留学が茂兵衛から認められてます。そこには祖母の策略があるわけですが…
便りを受けた音に妹・梅が冷静な言葉を浴びせます。周りの皆からの言葉が蘇り、自分と裕一『クラスの違い』を感じ文通をやめる決心をします。
その頃、喜多一では弟浩二が父に金貸し事業を提案しますが、父は『喜多一は呉服屋だ!』と取り合わない。浩二は兄の件を出して父を非難します。
手紙が来ない裕一は悩み最後の願いを込めて送り、返事が来ます。別れの手紙に納得できない裕一は『このままじゃ前に進めない!答え探しに会いに行きます!』
まさかの留学許可!?驚きましたが、さすが商人、しっかり計算してますね(笑)弟も父を説得する為に強烈な一言。
一方、感情的にならない裕一が音に会いに行く恋心。
商人と芸術家、それぞれの生き方が見られた回でした!