4月6日の緊急事態宣言を受けた7都府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)に加えて、4月17日の範囲拡大で13都道府県(北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府が追加)となり、コロナの感染拡大の影響が止まりませんね。
さて、そんな状況でテレワークが急拡大している状況となっていますが、そんな状況でもテレワークすら導入しない会社も存在しているそうです。
業務を停止しなければいけない店舗をもつような飲食店やイベント業がテレワークを導入するのはほぼ不可能に近いですが、頑張ればテレワークできるような会社にもかかわらず、未だにテレワークをしようとしない会社もあるようです。
正直言うと、この状況でテレワークしない会社は1~2年後を想定して辞める準備をしたほうがイイですよ。
一応、これに関して深堀していこうと思う。
テレワークの導入割合は、東京商工会議所から4月8日にリリースされた「新型コロナウイルス感染症への対応に関するアンケート」を参照すると次の通りらしい。
アンケートのボリュームはコチラを参照してください。
ざっくり言うと300人以上の会社でのテレワーク率は以下の通り。
- 実施している:57.1%。
- 実施検討中:14.3%
- 実施予定なし:28.6%
加えて、業種別にみると貿易情報通信業を除いて、約30%以下という現実。
なんでこんなに普及しないの!?と嘆く気持ちはわかります。
ただ、これはある意味ブラック企業が振るいにかけられていると捉えることができます。
もう少し具体的に言うと、ブラック企業ってブラックな思考が蔓延した人の集団のことで、そういった会社が国が追い込まれた状況でどういう対応するのか?があからさま態度に出るという事です。
どのあたりがブラックなのかを書くとこんな感じ。
国からの依頼を、自分事として捉えられない経営者が集まった会社。
ぶっちゃけこれに尽きると思います。
これってどっかで見たことありますよね。
そう、仕事ができない人の特徴です。置き換えるとこうなります。
上司の言う事を聞かず、全体最適に対して方向性がズレている人。
これはほぼほぼ社内失業してるタイプですよね。
少したとえ話をあげてみます。
例えば、こんな上司がアドバイスくれることありますよね。
「~した方が良いんじゃない?」
「~すると効率的になると思うよ。」
こんな時に皆さんどう対応しますか?
これってぶっちゃけアドバイスじゃなくて依頼なんですよね(わかる人は耳タコですよね、すみません)
上司は大体管理職で会社側の人間なので、スタッフに払っている人件費の効率的な回収が目的となります。
「教育」とか「成長」なんてものはそのためのツールであり、投資として考えています。
そんな状況で、学校の延長で勤務している奴に限って、「オレの考え」を押し通そうとする。押し通すのはイイんですが、会社としての利益を考えた時に最適じゃない趣味みたいな方向性の仕事をする人っていますね。
こういう人って、万年課長代理だったり、一生平社員だったりするわけです。
あークソですね。
・・・さて、会社という組織も同じわけです。
我々は阿部首相からこう言われています。
「社会機能を維持するために必要な職種を除き、オフィスでの仕事は原則自宅で行うようにしていただきたいと思います。」
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0407kaiken.html
首相なりの最上級の表現をしようしていますが、これを一部のポンコツ経営者は「原則」だから効力ないと自分事として捉えずに、ノウノウとテレワークの導入も通勤させているわけです。
(・・・もちろん、意志を持ってテレワークを導入せずに、3密を回避することを徹底し、対策をとって経済活動を継続している会社は別。)
こういう会社は乗っている時はイイですが経営が追い込まれると、給料未払いや逃げたりする危険性のある会社だということです(ハレ○ヒみたいにね)。
会社っていうと、なんか想像上の創作物のようなイメージを持ちがちですが、結局は「会社は人の判断や決断の集合体」なんですよ。
結局は、中にいる人がウジムシみたいやつばかりならウジムシ企業だし、ブラックな思考の持ち主ばかりならブラック企業ってことです。
自分の会社が、今テレワークをしていないなら、中にいる経営者が何を考えてテレワークをしないのかを分析して、○○企業に当てはまるのかを考えてみるとイイです。
もし、○○にマイナスな言葉が入るようなら、コロナが落ち着いてから転職できるように準備した方がイイです。
コロナが落ち着き経済活動が戻るまでには約1~2年かかる見通しですので今のうちからリクナビNEXTとかの転職サイトに登録したり、ランサーズでフリーランスとして働く準備をしておいて、ROM専でどんな求人があるかを見ておくことをオススメします。