本ページのフッター(ページの一番下)にもInstagramをひっそりと掲載しているのですが、私は息子のお迎えの日によく料理をしています。
料理をしてInstagramにアップロードするということを繰り返していると、だんだん「もう少し彩りをつけたいな」と思うようになってくるんですよね。
料理における彩りというのは、一言で言うならば「鮮度」。
鮮度が悪いものって大抵色がくすんでいたりします。
我が家ではよくポタージュだったり、ミックスジュースを作るのですが、普通のミキサーでは、空気が入りまくって噴火した後のマグマですか?ってくらいグツグツするわけ。
もちろん味は美味しいものの、Instagramにアップするのに「どうなんだ?これ」と思ってしまう色合いになってしまうんです。
これって個人だからまだいいですが、プロの飲食店をやっている方だと死活問題。
「なんかInstagram映えしない。」
「他の店に比べて、味がパッとしない。」
こんな風にお客さんに思われた瞬間にリピートしてもらえなくなってしまいます。
じゃあどうすりゃいいんだよ!!
そんな声が聞こえてきそうですが、これに対する答えはとてもシンプルで以下の二つだと思っています。
- 鮮度のいい食品を選定する。
- 調理中の酸化を防いであげる。
①の鮮度のいい食品を選定することは皆さんはやられていると思います。
「~産和牛」「~産産地直送野菜」みたいな、顔の見える食材を選んで極力良いモノを選定するというのは、正直、料理人なら当たり前のようにやっていることですね。
しかし、②はどうでしょうか?料理が学校や師匠の下で学んだノウハウを基に調理をしているとは思いますが、
調理中の酸化によって味わいや彩りが変化することをどれだけ意識していますか?
一流のフレンチや料亭で最前線で戦っている方々は、調理中の酸化を防ぐことをしっかり意識しています。
特にポタージュやソースを作る時はミキサーを使用する際には、この過程で酸化が進んでしまうので、酸化を避けるよう細心の注意を払っていて、次のような方法で酸化を防いでいます。
- ミキサーの回転数をゆっくりにする。
- 真空ミキサーを選ぶ。
これら2つの方法に共通するのが、野菜や果物をミキサーで撹拌させる際に空気中が混ざってしまうことを防ぐようにしているという点です。
逆に言うとこれができれば方法は何でもいいという事ですね。
加えて言うと、もっともベストな解は「世の中に空気が無いこと」ですね。
・・・料理どころじゃないですね。死にます。笑
じゃあどうするかっていうと、とてもシンプルで、ミキサーの中の空気を無くしてあげる=真空すればいいですね。
真空することで、酸化を防ぎながらしっかり撹拌させることができるってことです。
これが、真空ミキサーを一流のシェフが使用する理由なんです。
逆に言うと、家庭でも本格的な料理を作っている方は、真空ミキサーを使用すれば、更に一流のシェフ顔負けの美しい彩りを料理に与えることができるってことですね。
ということで、今回は数ある真空ミキサーの中でも業務用で本格的な製品である「真空ミキサーgokusen極鮮」を紹介していきたいと思います。
この記事は、本格的な料理を頻繁に作る方向けに書いているので、年1~2回しか本格的には作らないよ、という方にはオススメしません。
というのも、プロの使うレベルの真空ミキサーってマジで高いんです。なので、記事は読んでみたけど結局高いから買うのやめよ・・・ってなってしまうと思います。
本格的な料理(フレンチやイタリアン)を頻繁に作る方
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とりあえず開封レビュー
到着した箱のサイズはかなり大きい感覚。シングルサイズのベッドの横幅にギリギリ収まるかという程度。
製品名 | 真空ミキサーgokusen極鮮 TMV2000 |
---|---|
サイズ | 高さ459×幅263×奥行195 |
重量 | 4.6kg |
ボトル容量 | (MAX)1,500ml、(MIN)300ml |
使用制限 | 4分使用&2分休止の繰り返しで合計20分まで(連続3回使用)。 |
パッケージは黒を基調とした色合いでカッコイイですね。
とりあえず開封してやってみたのは、我が家のミキサーと比較すること。
一般的な家庭にあるであろうミキサーが我が家にもあるわけですが、真空ミキサーgokusen極鮮とのサイズ感はどんなもんなのか?気になるとこですよね。
さっそく比較してみるとこんな感じ。
我が家のミキサーと比べると、高さだけでもサイズは2倍あります。
また、真空機能が付いているので筐体が金属製位であるため、サイズ感に加え、重量も4.6kgと大きいです。
これはデメリットの1つではありますね。
真空ミキサーgokusen極鮮の最大容量は1500mlとは言ってもサイズが大きい分、最大容量も大きくなっています。
真空ミキサーgokusen極鮮の最大容量は1500ml、つまり1.5L もミキサーにかけることができます。
一方で我が家で使用しているミキサーはというと、、、
真空ミキサーgokusen極鮮の最大容量は我が家のミキサーの約4.3倍の容量がありました!
3~4人分を作る時にはこのボリュームがあると調理の手間を省けるのでメリットですね。
- サイズ:高さ459×幅263×奥行195、重量:4.6kgで持ち運びはし辛い。
- 最大1.5Lまでミキサーできるので一気に3~4人分作れる。
ってことで、開封レビューはここまで。
さっそく、バナナジュースを作ってみたのですが、これが事件を引き起こすのであった・・・(次へ)。
早速、牛乳が漏れたあああ!!
とりあえず、手始めに週2~3くらいで作っているバナナジュースを作ってみるか。
ってことで、早速準備に取り掛かりました。
とりあえず、説明書を斜め読みしながらテキトーにサクサクっとバナナを入れる。
で、次に牛乳を入れ、レモンとシナモンとハチミツを準備をしに行っていると、、、
・・・え?!
牛乳漏れてるやあああああああああああああん!!!!
うせやろをおおおおおおおおおおおおお!!
クソ商品だろこれえええええええええ!!
・・・この時は相当取り乱しました。
でも、よくよく調べてみると、、、あれ、ちゃんと閉まってなくね?
説明書を斜め読みしていたせいで、ちゃんと理解していなかったのですが、カッターホルダとミキサーボトル、ミキサーボトルと本体をそれぞれ右ネジで締結する必要があったわけですね。
今回はカッターホルダとミキサーボトルをしっかりと締結していませんでした。
・・・うん、メーカーの人ごめんね。
以下の締結をしっかりしていないと牛乳が漏れるので注意!
- カッターホルダとミキサーボトルの締結。
- ミキサーボトルと本体の締結。
ってことで、締結をしっかりして仕切り直しました(説明書をちゃんと読んだよ)。
今度は一切漏れませんでした(笑)しっかりとセットした状態で準備完了。
ココから先は動画を撮影したのでこちらを見てもらった方がわかりやすいと思います!
こうして作ったバナナジュースはこんな感じ。
まずこれを見て分かると思うんですが、普通のミキサーで沢山発生する泡がほとんどないという点。
さすが真空引きして内部の空気を抜いているだけあって、泡立ちが抑えられています。
これによって撹拌中の酸化を防ぐことができています。
また、実際に飲んでみたら、味が全然違いましたね。
普段どれだけ酸化して味を感じにくくなっているんだ?ってくらいに、口当たりが和らかくて、バナナの味とその甘味を強く感じる、と言うのが飲んでみた印象。
さすが真空ミキサー、違いは明らかでしたね。
とはいえ、使用時に漏れてしまってはそもそも使おうと思いませんね。
今回の私の反省点から「使用時の注意点」をまとめておきますので、コチラをしっかりチェックしたうえで使用してみて下さいね!
使用時の注意点を4つまとめておく
注意点1:ミキサーボトルとカッターホルダーをしっかり組み立てる。
私はここの組み立てをちゃんとできておらず牛乳がこぼれてしまいました。
対象の部品は以下4部品です。
これらの部品を忘れずに組み立てることで、隙間から漏れずに使用することができます。
まずは、「カッター台パッキン」と「カッター台」を組み立てます。
これらを組み立てると次のように段付きとなっている個所に収まった状態となります。
パッキンがねじれたり浮いていないかをしっかりとチェックしてくださいね!
カッター台をミキサーボトルに突き当たるまで入れてください。
上のような状態になります。この状態からさらにカッター台ホルダーを差し込みます。
ミキサーボトルとカッター台ホルダーの両方に溝が切ってあります。
これらを右ネジの方向に締め付けてください。これをやらないと中から液体が漏れてきます。
パッキンをカッター台にしっかりセットできているかチェック!
カッター台ホルダーがミキサーに締結したかをチェック
注意点2:ボトルフタセットをしっかり組み立てる
ミキサーボトルを真空にするためにボトルフタセットでしっかりと密閉される必要があります。これがうまくできていないと真空状態にできない可能性があります。
上に示した3部品を組み立てていきます。
まずはボトル二キャップとフロートを組み立てます。
この時、しっかりと画像の状態のように、△の凸部分が上を向くようにしてください。
この状態でボトルフタをボトル二キャップへ挿入します。
間違わないと思いますが、持ち手部分が上、ゴムパッキンがついている部分が下の状態で挿入してください。
これでボトルフタセットは完成です。あとはミキサーボトルに入れるという手順に移って行く訳ですね。
実際、個人的に使ってみた感想としては、上記の説明のように先にボトルフタセットを組み立てるのではなく、ミキサーボトルに材料鵜を入れた状態でボトルフタを挿入し、その後フロート、ボトル二キャップと順に入れていく方が、入れやすかったです。
フロートの向きが上に凸かをチェック!
ボトルフタにフロートとボトルフタキャップがついていることをチェック!
注意点3 ミキサー本体とボトルをしっかり締結する。
先ほどは、ミキサーボトルとカッターホルダーを締結しましたが、ミキサーボトルと本体も締結する必要があります。
これも忘れてしまうと牛乳ダラダラです!
以下の画像のように本体(黄色)とミキサーボトル(ピンク)を同じ位置に合わせるようにします。
まずはミキサーボトルを中心に置き、溝にはめます。
溝にはめるとミキサーボトルと本体がしっかりと接触した状態になりますが、本体のしるし
(黄色)とミキサーボトルのしるし(ピンク)が一致していません。
この状態から右ネジの方向にミキサーボトルを回して締結してください。
回していくと本体のしるし(黄色)とミキサーボトルのしるし(ピンク)が一致すると思います。
残念ながら、カチッとは行かないので力を入れすぎて、持ち手などを壊さないように気を付けてくださいね。
本体のしるし(黄色)とミキサーボトルのしるし(ピンク)の位置が一致しているかをチェック!
注意点4 真空アームはボトルフタキャップに添えるだけ。
これは注意点というよりもそこまで気にしなくていいのですが、アームカバーはボトルフタキャップに添えておけばいいので、あまりグイグイ押さないようにしてください。
以下の画像のように隙間が空いている程度でOKです。
ただ、離れすぎているとエラーになりますのでご注意ください!
アームカバーはボトルフタキャップに添えるだけ!
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