書評

cis本レビュー「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」から学ぶべきエッセンスを抽出してみた。

こんにちわ!こいドラです。

今回は、個人投資家で旧2chで有名な個人トレーダーの1人であるcisさんの書籍「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」を読んだのでレビューしたいと思います。

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

個人的にはcisさんの勝負哲学がとても面白かったので、いくつかエッセンスを抽出して紹介します。

自己能力と自己認識が乖離している人は大敗する。

このような文章がでてきます。

「不自然さを感じたら、結果はどうあれすぐ売るべき。特に大きく負けるのは、自己能力と自己認識が乖離している人。つまり、自分を突き放してシビアに見れない人。」

cisさん曰く、相場もしくはすべてのギャンブルにおいて、何か不自然を感じた場合は、仕手筋の介入など自分が把握できない情報がある。そんな時に、損を認められないと敗北につながるんだとか。

確かに、私も受験において自分の実力を把握できておらず、難しいテキストばかり解いていたことで基本問題が逆に解けないという謎の現象に陥りました。まさに自己能力と自己認識が乖離していました。結果受験失敗しましたからw

Twitter民なんかで高らかに「オレは凄いんだぞ!」とドヤってるやつらも大抵このタイプでしょうね。

一緒に気をつけましょう。

人間の本能とは簡単に攻略できない。

cisさんが会社を作った時の話。大学の同級生を5人雇って投資のノウハウを教えたにもかかわらず、同じように教えても全然違う売買をするという話がでてきます。

投資の基本を教えるためにプリントを作って2週間に1度ずつ全体講義をやって、実践させたんだそう。

めっちゃうらやましいですね。基本投資の講義なんて、稼ぎ終わった人が次のビジネスとしてやるもんですが、彼の講義は生きた講義ですから物凄い価値がありますね。参加したいなぁー。

そして、その講義の結果は、5人とも異なる売買をしたんだそう。利食いする人はすぐに利食いする人、損には凄く耐えられる人、スグ損切りする人、買い増しする人、などタイプがバラバラ。

cisさんはこの時のことをこう振り返っています。

「今から振り返れば、講義をしたくらいではダメで、売買にはみんなの本能が出ていた。インセンティブもあるので、お金が絡むとその人の本能が絡んでしまう。」

ここが投資やビジネスの難しいところなんでしょうね。だからこそ、ビジネスを始める時は金が欲しいからではなく別の目的で始めた方が良いと言われるんでしょうね。

小学生の時には仮想通貨を発行していた。

これはとても驚きました。もはや才能なのではないかと思います。

駄菓子屋等で売っているおもちゃの紙幣に自分の名前を書いて友達の間で流通させていた。その通貨の入手方法は、駄菓子や文房具などとの交換で手に入り、その通貨でcisさんの作ったゲームや持っているゲームで遊ぶ権利を買えるというもの。

当時、cisさんは小学生。学年×100円のお小遣いしかもらえていない状態で、そのような仕組みを作ってしまうのはさすがです。

面白いのは、その信用のさせ方。30円1本のくじ引きを丸々2箱を購入し、変換率を確認し2箱とも同じ数字が辺りであることを知った。これを使って、必ず当てることで神扱いされていたんだとか。

この時に、世の中には期待値の高い方法や攻略法があることを知ったのが大きかったと言っています。

少し考えればわかるカラクリ、というのは意外と考えられていないことが多く、どんどん仕組みが複雑化していく中でこれをできるかどうかで世の中で勝ち残れるかが決まっていくんでしょうね。

基本的に人の話を聞きまくる。

個人的に驚きました。個人トレーダーは己のみを信じるタイプの人種かとおもっていましたが、人の話を聞くというフレーズが出てきたので驚いたんです。

当時麻雀にハマっていたそうで、これで稼いでいたんだそう。お金がかかっていることもあり、ネット上で有効な戦術を研究している人たちにしつこく教わった。

cisさんはかなりの腕だったらしく、麻雀で勝ってドヤっていた一方で自分と異なる打牌があれば、その理由を聞きまくっていたんだとか。

そしてのその戦術を数学的に確認して絶対に正しいであろうものは即採用していったんだとか。

これもとても見習うべきことですね。自分が信じている主観ではなく他人の主観を聞いて、それを検証し、良いモノは取り込んでいく。なかなか年齢を重ねると難しくなってきますが、どんな話でも一度聞こう、と思って話を聞くことが大事ですね。(興味のある分野であることが前提だけど)

早い人はいつでも早い。遅い人はいつでも遅い。

これはよく言われることですが、投資の世界でも同じようです。

目の前の情報をいかに速いスピードで検証し、判断まで持っていくかということができないというお話。

ジェイコムの誤発注事件においても、cisさんは情報を目にしてから35秒で購入し始めたんだとか。同じように購入した人たちは今でも投資の世界で生き残っているんだそうですが、逆に購入しなかった人たちはほとんど生き残っていない。

人のプレイスタイルは変わらないので、早い人はいつでも早く、遅い人はいつでも遅い。投資家としては早い人の方が適正があるんだそうです。この速さは頭の良さではなく、行動を起こす早さ。

これは、結果を求められる行為に対しては共通していることですね。今時点で得られる情報から適切な判断をいかに早くするかが大切。正しいか間違っているか、成功するか失敗するか、そんなことは結果としてついてくるものである、というような事をこの本全体でcisさんは示唆しているようでした。

 

勝利の哲学から見出した、成功するための思考パターンが勉強できる1冊でした。

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

 

スポンサードリンク

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です