SAO考察

SAOアリシゼーション第11話「セントラル・カセドラル」振り返り・考察【ネタばれ注意】

こんにちわ!こいドラです。

今回は、SAOアリシゼーション第11話「セントラル・カセドラル」の振り返りをしていきたいと思います。前話第10話「禁忌目録」の考察では、次の考察をしました。

  • この塔は人を幽閉する場所である
  • キリトとユージオのフラクトライトの修正がこの塔で行われる
  • フラクトライトの修正がキリトには適応されないというシーンが出てくる

この辺りが出てくるかどうかが気になるところです。そろそろ、1クール目が終わってしまいますね。全4クールですからまだまだあるものの、あっという間でした。考察したことがどれだけ正しかったのか、各用語のまとめもそろそろやらないといけないですね!センター試験も近いですから!

ということで今回も振り返っていきます。前回から導入していますが、今後は考察に焦点を置いて振り返りをしていきたいと思います。

実際、別ブログの更新で、SAO考察が周回遅れ気味になってきたので、分量半分にしポイント絞って、タイムリーに更新できるようにすることが目的です。(画像での振り返りしたい方にはごめんなさい。)

ではさっそく振り返り・考察していきましょう。

オープニングまで

ユージオがアリスを目の前にして手を伸ばすと、見事にパリィ!されます。そして、アリスは、「言動には気をつけなさい。私にはあなたたちの天命を7割まで奪う権利があります。次に許可なく触れようとしたらその腕を切り落とします。」

整合騎士であれば天命を7割減らしていいんですね、キリトはこの辺りの禁忌目録を把握したうえで、ライナスとウンベールの腕を切り落とした可能性がありますね。(ユージオは完全にライナスの頭部を狙っていましたが。)

そして、アリスが続けてこう言います。

「禁忌条項抵触の咎(とが)により、捕縛連行し審問の後、処刑します。」

そして、オープニングに入ります。

オープニング後~整合騎士による連行

そして、オープニング後、キリトとユージオが白竜に鎖で捕縛されているシーンから始まります。

そこにロニエとティーゼが登場し、二人の剣を持ってきます。

アリスは許可するが罪人に剣を帯びさせることはで 罪人に剣を渡すことはできないため、預かると言います。加えて、一分間に限り会話してもOKと言います。

そもそも、剣の返却と会話をなぜ許可したのか。剣を見た瞬間にその価値に気付いたか、親しい人間に対する情けのようなものを持っているからなのか、恐らく、後者なのではないかと思います。

後者であるとすれば、人工フラクトライトとして記憶の書き換えがされたものの、元々は修道士であるが故に情けを持っているを考えるのが妥当でしょうね。

最後の会話をする際に、ロニエがお弁当を渡します。どんだけ食いしん坊キャラだったんだ・・・

ドラゴンの足かせにつけられるんですね。どっちが罪人なのかわかりません。しかし、↑の画像2枚で1枚のセットになるくらいピッタリキャプれています。(尻尾は2本になりましたが。)

オーシャンタートル

現実世界に場面が切り替わります。日付は2026年7月6日(月)AM7:15です。第6話「アリシゼーション計画」でスイルベーンでA・L・I・C・Eや菊岡について話をしていたのが7月5日でしたので、寝て起きたところから始まっています。

仮に丸1日が現実世界で経過している場合は、約5000倍なので、仮想世界上では14年経過していることになります。やはり時系列があっていない気がします。

そして、アスナが「私もSTLでダイブしてアンダーワールドに行ければいいのに」と考えていると、謎のロボットに出会います。

その名も「1E.M.O.N」に出会います。なんだ、このロボットは!と思った瞬間に比嘉君が解説してくれます。1E.M.O.Nとは、Electroactive Muscled operative machine1号の略で、直訳すると電気活性筋肉作動型機械となります。簡単に言うと、電気に反応する人工筋肉で動く機械ということです。

1E.M.O.N

→Electroactive Muscled operative machine1号の略。

 直訳は電気活性筋肉作動型機械。

ここで神代凛子が登場します。プログラムのチューニングに付き合わされているんだとか。そしてこんなマニアックな会話が繰り広げられます。

神代「やっぱりバランサーの処理速度がボトルネックもっと早しチップを使えないのか?」

比嘉「廃熱系とバッテリー消費を考えるとココらが限界。EAPアクチュエータのチューニングで追い込んでいくしか・・・」

神代「ポリマー筋肉が前時代的、CNTを使いなさいよ。もっと軽くなるわ。」

まず用語から解説しましょう。

  • バランサー:
     1E.M.O.Nが2足歩行する上でのバランスを取るためのソフトとハード。
  • EAP:
     Electro Active Polymersの略で電気信号に応答するポリマーのこと。材料としてはいわゆるペットボトルと大きなカテゴリで同じ材料です。
  • CNT:
     Curbon Nano Tubeの略で炭素の結合が円管状に結合された材料です。いわゆる、カーボンナノチューブってやつです。比重・比強度ともにとても高く、今後、鉄鋼材料に置き換わると言われるほど期待の高い材料です。

前時代的と言っているのは、ポリマー自体比重が大きいため、人工筋肉としては重量が大きくなる、つまり重量の大きいモノを動かすためには沢山電力が必要。一方、CNTであれば比重が小さいため、人工筋肉としての重量も低減できる。(もちろん比強度も高い。)

だからチューニングで追い込むんじゃなくて材料から見直すべきでしょ、というのが神代の発言の意図ですね。

まぁ、確かに材料の見直しがベストなのかもしれませんが、担当者である比嘉的にはCNTアクチュエーターの選定、組み換え、作動確認、チューニングがやり直しなので、とりあえず現時点ではチューニングによる追い込みで終わらせたいという想いも多少あるのでしょうね。

ちなみに、人工筋肉ってのは、EAPやCNTの導電性材料を使い、電気を流すと一方向に収縮する特性をもたせたアクチュエーターのことを指しています。原理は、圧電素子と同じで、電圧を力に変えるものと考えていいでしょうね。

菊岡の要求でアンダーワールド育ちのフラクトライトを載せるために動かせる身体をE.M.O.Nで用意した。しかし1E.M.O.Nではなく2E.M.O.NをAI搭載試験用に準備しているとのこと。

制御部をAI搭載型になればオートバランサが人と同等になるため、シルエットが人相当にスマートになるんだそう。2E.M.O.NはCPU搭載済みだが、制御プログラムが空っぽで2足歩行はできない状態だそう。

朝ごはんを食べに行く、神代とアスナ。

     

アスナと神代があったことのない研究者とすれ違います。第5話「オーシャンタートル」で、菊岡がこのプロジェクトに必要な人間が3人と言っていたので、最後の一人であると考えられます。ちょびポニテが重要人物で、先頭を歩いているのが、アシスタントでしょうか。

しかし、素足に紺色のスリッポン(スリッパ?)って、お前は石田純一か!?そうなのか!?

セントラル・カセドラル地下牢

人界歴380年5月25日。前回のライナス殺人事件から2日たっています。

見事にセントラルカセドラルに幽閉されています。アリスであることは間違いないが、別人のようであること、キリトのルーリッドの洞窟で出会ったアリスが何者だったのか、そんな話をしています。

ルーリッドの北の洞窟でユージオに天命を分けている際に「セントラルカセドラルの天辺で待っている」とキリトに言葉をかけた少女がいましたね。

恐らくですが、ユージオの幼馴染のアリスとセントラル・カセドラルの天辺に居るアリスは別物なのでしょうね。セントラル・カセドラルの天辺に居るアリスは、厳密にはA・L・I・C・E(Artificial Labile Intelligence Cybernated Existence 人工高適用型自立存在)の可能性があります。

ここからは半分妄言の仮説ですが、アンダーワールドにおける人工フラクトライトには3種類あると仮定します。

  1. A・L・I・C・E
  2. A・L・I・C・Eでない人工フラクトライト
  3. A・L・I・C・Eに近づこうとする人工フラクトライト

①に既に到達しているボトムアップ型AIがいて、それがセントラル・カセドラルに幽閉(人工フラクトライトの監視?)されている。しかし、そのA・L・I・C・Eは、考えるという行為が争いを生み出すと考え、争いの無い世界を作るためトップダウン型の社会を形成した。そのためのツールとして禁忌目録とその運用を行う氷教会を作った。そして、②が人工フラクトライトのマジョリティーとなるような世界を形成することに成功した。マイノリティである③は、あの怖い顔で特異性をもった人工フラクトライトとして検出し、記憶の制御・書き換えの後、整合(された)騎士として生まれ変わる。と考えました。

これは推測でもなんでもなく、個人的な妄想ですが、現時点で思いつくストーリーはこんなところです。

ステーシアの窓を出します。(先回初めて出てきたステーシア神ですが、そもそもステーシアの窓と言う言葉では既出でした。)そして、脱走方法を模索します。

鎖の天命

  • UNIT ID  →  CSS015732(キリト側)/CSS017489(ユージオ側)
  • CLASS → 38
  • DURABILITY → 23500

そして、オブジェクトコントロール権限が40を超えているから天命を削り合うことができると言い、鎖と鎖で破壊し合い脱出します。

そして、鎖で牢屋の扉も破壊してしまいます。そもそも、これオブジェクトコントロール権限高めに設定しないとこうなるよね。明らかに設計ミス・・・。

セントラル・カセドラル中庭

ユージオが貴重な薔薇がたくさん生えていることに驚きます。薔薇・・・不思議の国のアリス(ディズニーの方)がお城の庭園の迷路に迷い込んだ時に、白薔薇を赤く塗るシーンがあります。

間違って白薔薇を植えてしまい、女王に殺されないように赤く塗るシーンです。大事な秘密を隠すための象徴として薔薇が描かれていますが、これもセントラル・カセドラルに何か大切な秘密があることを示唆しているのかもしれません。

この後アリスは女王に対し大きくなった体で我慢していた感情をむき出しにし、反逆の罪で追われながら夢から覚めていきます。今回のシーンはとても近似しているように思えます。

さて、脱走囚人としてセントラルカセドラルにたどり着いたことは正解であり、整合騎士になったら、アリスのように記憶が制御されてた可能性がある。とユージオが言います。

その仮定に対して、そうだとすれば整合騎士たちは、自分を誰だと思っているのか?親や生まれという人間の根っこの部分は覚えているはずで生まれの記憶や故郷を訪れればすぐに気付く。と言い、ユージオが子の塔でキリトの記憶が戻るかもと考え、ハッとします。

キリトに見事に気付かれ、旅そのものが終わることに感傷していることを伝えます。キリトが「どうせ終わるなら、ハッピ・・・幸せな終わりにしたい。」と言います。またフラグですね。ステイクール、ハッピーエンド・・・完全にバッドエンドフラグが立っていますね。

そして移動すると、整合騎士に見つかります。

エルドリエシンセシスサーティワン。1カ月前に召還された統括地もない弱輩で、キリトとユージオが出てくると想定し、一晩過ごすようにアリスに指示されたとのこと。

ここまでで今回は終了です!

次回は第12話「図書室の賢者」。OPに出てくるメガネの彼が、騎士以外の役職で神聖術を使いこなす魔法使い的なキャラとして出てくるのでしょうね。

次も楽しみですね!

SAOアリシゼーション第12話「図書室の賢者」振り返り・考察【ネタばれ注意】こんにちわ!こいドラです。 SAOアリシゼーション第12話「図書室の賢者」の振り返り・考察をしていきたいと思います。(13話放送当日に...

 

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