SAO考察

SAOアリシゼーション第6話「アリシゼーション計画」振り返り・考察【ネタばれ注意】

さてオープニング後です。斬新なアングルから入ります。SAOのアニメのアングルって斬新で面白いんですよね。今回の第6話は脚アングルが多いようです。

ウィッグとサングラスが無造作に置かれておりますが、そんなことより言いたいことはアスナの靴のかかとの浅さ。かかと半分程度しかかかっておらず、こんな微妙な靴あるか!とツッコミを入れたくなります。

はい、どうでもいいですね。スミマセン。このシーンでは菊岡が人工知能の開発アプローチについて説明しています。

人工知能の開発の2つのアプローチ

  • トップダウン型・・・プログラムに知識と経験を積ませ学習によって本物の知性へ近づけるもの。重村研究室もこのタイプ。学習していないことに対する反応が適切にできないため、知能と呼べるレベルに到達できない。
  • ボトムアップ型・・・脳細胞が1000億個連携された生体器官の構造そのものを人工的に再現させ、知能を発生させようとするものを。

 

元々ボトムアップ型は不可能と言われていたが、菊岡らの研究により、STLでフラクトライトの量子場を捉えることに成功した。そして、人間の脳とほぼ同容量のデータを保存するメディアとして、高量子結晶体、通称ライトキューブを開発した。

つまり、フラクトライトを含むニューラルネットワークごとライトキューブにコピーすることができるようになったため、人間の知能を持った人工知能の開発に必要な基礎研究が完了した、ということです。

このライトキューブですが、オープニングにもそれらしきものがでてきます。

ライトキューブの前面にA・L・I・C・Eの文字が書いてあります。そしてオープニングを少し巻き戻すと、ライトキューブに「178579」という数字が記載されています。

この数字に何の意味があるのか。UNIT IDとは異なるただの数字の羅列ですし、6桁であることからデータ容量としても小さい。今現時点で考えられるのは、ライトキューブが連番で管理されており、この番号が特別なものであろうという2点でしょうか。

そして、菊岡が人間の魂のコピーに成功したと言っています。そして、人の魂と人の魂のコピーには深い溝があると言って、コピーを動作するように比嘉君に伝えます。

比嘉のこの顔、相当嫌なんでしょう。その理由は、コピーに成功した人の魂は比嘉君の物だったんですね。

FluctLight Simulatorを起動します。
比嘉の声がフラクトライトシミュレーターから聞こえてきます。
STLの故障のせいか真っ暗で見えないからマシンから出してほしいと言っています。
比嘉を目の前にして取り乱すフラクトライトシミュレーター。
そして、コピーならコピーだと認識してもいいじゃないか!と更に取り乱します。
円周率の暗唱競争でもするか!といって、完全に論理的思考ができなくなっていまいます。
そして、起動から1分8秒で崩壊。論理的思考ができなくなるとフラクトライトが崩壊するというのは今後キーワードになってきそうですね。

10人以上トライしたが自身がコピーであるという認識に耐えることができなかったと言っています。そして、この方法ではうまく行かないと考えた菊岡らは、生まれたばかりの新生児の魂をコピーしVRMMOワールド上で成長させているのだそう。

オープニングの新生児がでてくる描写がありますが、この子の魂をコピーしたのか?これも後のストーリーの中ででてくるんでしょうかね。若干、キリトっぽい気もしますが。

(3/5ページへ続く)

ソードアート・オンライン9 アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)

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