こんにちわ!
こいドラです!
今回もSAOアリシゼーションの振り返り・考察記事を書いていきたいと思います。今回は第6話「アリシゼーション計画」という核心に迫るタイトルです。アリシゼーションという言葉をググった方もいると思いますが、そんな言葉はありません。SAOの造語となります。
そんな言葉の意味に迫る内容となっていますので、見逃せない1話となっています。
では、さっそく振り返っていきましょう!
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まず、第6話の冒頭は、第5話の続きでブチギレアスナからスタートです。


比嘉君が「だから言ったじゃないですか、あの少年はこの計画最大のセキュリティホールだってね。」と言っています。セキュリティホールとは、簡単に言うとセキュリティ上の欠陥のことです。つまり、キリトをこの計画に加えることにより、キリトを手掛かりにこの計画にたどり着く人間が現れる、そんな意味合いでこの発言をしているのでしょう。

アスナがキリトの身を案じて、彼を治療すると言ったのは嘘だったのか、と菊岡を責め立てます。そして、菊岡が説明します。キリトは、ラフコフの毒武器あるよおおぉぉおの犯人による攻撃により、現代医学では治せない程のダメージを脳が受けてしまった。そして、オーシャンタートルことラースにのみ、キリトの脳を修復できる設備があると。それが、STL=ソウルトランスレーターであると言っています。

STL=ソウルトランスレーターで直接フラクトライトを活性化することにより、新たなニューラルネットワークの発生をうながすことができる。そしてキリトが治療中の装置はフルスペックSTLの中にいて最高の治療体制である。と菊岡が続けて説明しています。
一見分かった様な気がしたのですが、よくよく考えるとわからなかったので整理します。
- STLはフラクトライトを直接読み取ることができる。(1話でも言っています。)
- STLはフラクトライトを活性化させることができる。
- フラクトライトが活性化すると、ニューラルネットワークが発生する。
人間の脳の仕組みで考えてみると、ニューラルネットワークと呼ばれる神経細胞の集合体がダメージを受けてしまったため、神経細胞同士つないでいるシナプスの再形成を行っている、という言い方ができますね。実際、現実のシナプスの形成は生まれてから3歳までにはほとんど形成され、その後は減少の一途を辿っていくようです。この点で、STLは人間の常識を覆すような技術となっていることがわかります。
そして、これを聞いてアスナは納得し、信じると発言しています。

Kojiro Rinkoが菊岡に「自衛隊のあなたが総務省の窓際係長の振りをしていたのか?何を企んでいるのか?キリトが必要な理由は?」と矢継ぎ早に聞きます。

菊岡はSTLについて理解しているのかをアスナ・Rinkoに聞きます。そして、アスナが完璧な回答をします。「人の魂=フラクトライトを解読し、現実を全く同じクオリティの仮想世界にダイブさせる機械。」やっぱりアスナ頭いいですね。キリトが理解しているのならわかりますが、当事者でもないアスナが理解しているって普通じゃないです。

そして、菊岡は「その通り、だがプロジェクトの目的は知らないだろう。」と発言し、その目的が「ボトムアップ型汎用人工知能の開発さ」と説明したところでオープニングを迎えます。その発言の時に出てくるのが、セントラルガセトラルの塔。この開発とアンダーワールドの関係性の説明があることを示唆しているシーンです。

そして、オープニング終了後、「アリシゼーション計画」と題し、本編が始まります。

(2/5ページへ続く)
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